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行徳新聞に掲載された記事

行徳新聞の好評だった記事をホームページでも閲覧できるようにいたしました。

高血圧Q&A

Q 上の血圧と下の血圧の差が狭すぎると良くないと聞いたのですが?

A 血圧の差が大きい小さいだけで、いちがいに良い悪いは決め付けられません。   動脈硬化で血管が硬くなっている場合、上の血圧が高くなり、下の血圧は   低くなってきます。この場合、差は広いですね。   また若い方で肥満症、運動不足が原因で下の血圧だけが上がる方がいます。   この場合は差が狭くなりますね。下の血圧が高い場合も、高血圧症といえます。


Q 運動をすると血圧があがるのではないかと心配です。

A 血圧が変動する要因はいくつかあります。   気候(暑さ・寒さ)、食事、排泄、睡眠、アルコール、入浴、運動など、   一日の生活の中で血圧は変動します。   一般的に運動中の血圧は上がるといわれています。運動直後は、体が熱くなり、   血管が広がっているため血圧は低くなる傾向があります。   高血圧症の方は、息をこらえたり、興奮するようなスポーツは血圧が上がると   いわれているので、お勧めできません。有酸素運動といわれる軽いジョギングや、   軽い水泳などは繰り返すと血圧を下げる傾向にあるのでおすすめです。


Q 血圧はいつ測ればよいですか?

A 上記で述べたように血圧は様々な条件で変動しますので、   時間を決めて同一条件で計りましょう。   早朝に血圧が高いと狭心症や心筋梗塞のリスクがあるといわれています。   朝、排尿後、食事をとる前に血圧を測定することをおすすめします。


Q どんな血圧計を買えばよいですか?

A 手首で測るものよりも、腕で測るものをお勧めします。

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秋のアレルギー性咳喘息について

秋になると、アレルギー性の咳喘息の症状を訴える方が増えてきます。
春と秋にアレルギー咳喘息の患者さんが増えるのは、 この時期に花粉の飛散量が
増えるからとも言われています。

春は杉、ヒノキの花粉が有名ですが、秋に飛散する花粉といえば、 雑草の花粉で、
ブタクサ、キリンソウ、ヨモギ、イネなどがあります。 また秋には、夏に活動したダニが死滅し、死骸となるため、ハウスダストが大量に発生する ともいわれています。

アレルギー性咳喘息は、何らかのアレルゲンや風邪をひいたことが原因で、 主に咳の症状が長く続きます。口と肺を結ぶパイプ役である「気管支」の過敏性が高まり、 むせる様な感じで咳が続きます。特に夜間が多く、眠れないという訴えも多いです。

このような方には、喘息で用いる気管支拡張薬や抗アレルギー薬を用いると効果があります。 早ければ5日ほど、長いと1ヵ月以上治療を有する方もいます。 生活上の注意点は、室内の掃除をこまめに行い、ダニの住処となりやすい布団を天日で干すよう心がけましょう。

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指の腫れと痛み

Q 30代の女性です。指が腫れて痛みます。若くてもリウマチになりますか?

A 関節リウマチは老化によって発病する変形性関節症と混同され、    高齢者の病気と思われがちです。しかしそのピークは30代から50代の    女性に多い病気です。早期発見、早期治療で7割が寛解する(症状がおさ まる)といわれていますが、早期発見が非常に難しいとされている病気でも    あります。    その理由は、腱鞘炎や関節炎と診断され、痛み止めと湿布で経過観察する    ケースや、採血上でリウマチ反応がないということでリウマチではないと診断    されるケースがあるからです。    また高齢者の病気という認識から、若い方はリウマチを疑わないという    ケースもあります。関節リウマチは指や手首だけでなく、首、肘や肩、膝や    足首などにも症状があらわれ、全身のあちこちが痛むという特徴をもって    います。    痛みは特に朝方に多く、動かしているうちに症状がやわらいでいくという    傾向にあります。低温、高湿度、低気圧であるほど症状が顕著になる方も    います。    1.朝起きたときに、手足にこわばりがある    2.左右対称の関節に痛みや腫れがある    3.数箇所の関節に痛みや腫れがある    といった症状がある場合はすぐに診察を受けましょう。    治療が遅れると、関節の痛みや腫れが進行し、関節が変形することが    あります。    長引く関節の痛みには一度リウマチ科を受診することをお勧めします。

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繰り返す頭痛について

Q 繰り返す頭痛に悩んでいます。30代女性

A 一言に頭痛といっても、一人一人症状も違えば、感じ方も異なります。   頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3種類があります。   片頭痛は、こめかみ周辺が脈打つように痛む、発作性の頭痛です。   特に30代から40代の女性に多く、全国で840万人の方が悩んでいると   言われています。   女性に多いのは女性にホルモンが影響するといわれており、   月経に関連して頭痛が起きている方もいます。   慢性頭痛で最も多いのが緊張型頭痛で、一日中頭全体が   しめつけられるように痛みます。ストレスや長時間のデスクワークなどが   誘因となり、後頭部から首筋にかけて痛みます。   群発頭痛は男性に多く、頭痛が起こる時期は人によって決まっており、   特に季節の変わり目に多いようです。突然、目の奥がえぐられるような   激しい発作に襲われます。   これらの頭痛は一次性頭痛といわれ、自分の頭痛にあった薬を内服すれば   痛みをコントロールすることができます。しかし二次性頭痛という   何らかの病気が原因となる頭痛は要注意です。   脳梗塞、脳腫瘍、くも膜下出血は、激しい頭痛に加えて、めまい、吐き気、   片麻痺、意識障害などを伴い、すぐに専門病院で精密検査を行う必要が   あります。

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咳が続くのですが…

Q 風邪を引いた後数週間たちますが、咳が止まりません。    薬を飲んでいるのですが、よくなりません

A 風邪を引いた後、咳が止まらないと訴えて来院される方が最近多くなって    います。またこの時期は、花粉症や引越しをきっかけに咳が止まらないと    訴えて来院される方もいます。花粉症の原因のスギ・ヒノキ、引越しによる    環境の変化・ハウスダストやカビ・ダニ、またペットが原因になっていることも    あります。    長引く咳にはアレルギー体質がベースにある方がいます。    風邪を引いたことがきっかけとなり、口と肺を結ぶパイプの過敏性が高まり、    むせるような感じで咳が続きます。特に夜間が多く、寒い場所に出ると    急に咳が止まらないなどと訴える方もいます。    このような方には気管支喘息に使う薬や吸入などを使用すると    効果があります。アレルギー体質の方には抗アレルギー薬も併用します。    早ければ5日ほど、長いと1ヶ月以上治療期間を要する方もいます。    長引く咳には、このような場合以外にも悪性腫瘍や、結核などの可能性も    あります。

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原因のわからない関節の痛みについて

前回関節リウマチについて記事を書きましたところ、多数の方が同様の症状で来院されました。その中には、血液検査でリウマチの反応がでない方も、関節リウマチと診断された方もいます。もう一度リウマチの診断基準についてご説明いたします。現在リウマチを診断する基準には7項目あります。(アメリカリウマチ学会1987年)

  1. 少なくとも一時間以上持続する朝のこわばり(6週間以上持続)
  2. 3個以上の関節の腫脹(6週間以上持続)
  3. 手関節または中手指関節または近位指関節腫脹(6週以上持続)
  4. 対称性関節腫脹(6週以上持続)
  5. 手、指関節のレントゲン上での変化
  6. 皮下結節
  7. リウマチトイド因子の陽性

リウマチの症状の写真
関節リウマチの手の変化

7項目中4項目を満たすものをリウマチと診断されています。あちこちの病院で関節の痛みの原因はわからないと言われ、杖をついて痛々しく歩行されていた方が、適切な治療を行い、現在自転車に乗れるまでになった方がいます。関節の痛みには整形外科以外にも内科の疾患によるものもありますので、一度受診されることをおすすめいたします。

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激しい膝の痛みと偽痛風

Q 軽い運動をした後に、右膝に激しい痛みが起こり受診したところ、    「偽痛風」と診断されました。どのような病気ですか?(70歳男性)

A 膝痛の原因のほとんどは、変形性膝関節症です。    これは急激に痛みが発生するというよりは、慢性的な痛みで、    急に歩けなくなるというようなことはほとんどありません。    激しい痛みが関節に起きる病気の中に偽痛風があります。    痛風は関節に尿酸ナトリウムが沈着することで痛みが起こる疾患に対し、    偽痛風はピロリン酸カルシウムが原因で起こる疾患で、    全く治療が異なります。    ピロリン酸カルシウムはいわば関節についたカルシウムのゴミのような    もので、レントゲン写真に石灰像として映しだされることもあります。 この病気は変形性膝関節症がベースにあるものが多く、 高齢者に多発します。偽痛風発作時は、関節周囲に強い炎症が起きるため 関節液がたまり、熱を持ち、その為激しい痛みを伴います。    膝以外に肩関節、肘関節などにも起こります。   治療は、関節内に溜まった関節液を抜き、ステロイド剤を注入します。 そして鎮痛剤の内服と膝の安静を保つことで数日で軽快します。 まれに1ヶ月以上持続する方もいます。

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膝の水

Q 膝の水を抜くとくせになるというのは本当ですか?

A 中高年になると慢性的な膝の痛みに悩む人が増えてきます。    その原因となる疾患で最も多いのが変形性膝関節症です。    変形膝関節症とは関節のクッション役になる軟骨が磨り減り、    弾力を失った状態のことをいいます。    日本では60代の女性の半数近くが発症しているといわれています。    変形性膝関節症は、いったん発症すると完治することはなく、    何年もかけて徐々に変形が進み、悪化すると痛みの原因となります。    正常では、膝には2ccの関節液があります。    この関節液が軟骨に栄養を運び、関節の衝撃を緩和したり、    膝関節がスムーズに動くように潤滑剤として働いています。    ところが、炎症が起こると関節液が大量にたまり、    腫れや痛みの原因となります。    この関節液を抜いても何度もたまるというのは、炎症を抑える治療をしない    からであって、くせになっているというわけではありません。    治療には、炎症を抑える内服薬や貼り薬のほかに、直接関節内に薬   (ステロイド薬やヒアルロン酸)を注射する関節内注射という    方法があります。    適切な治療を行えば、関節内の炎症も減るため、    関節液がたまる回数も減り、痛みのない生活を取り戻せる可能性も    ありますので、専門医にご相談されることをお勧めします。

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