在宅訪問診療

行徳フラワクリニックでは、総合内科に加え専門に特化した医師が訪問診療を行っております。
地域の介護事業所の皆様と情報連携をスムーズに行い、患者様をチームで支える在宅診療体制を作ってまいります。
院が困難な方は、訪問診療部へお気軽にご相談ください。
24時間体制で在宅での治療をサポートさせて頂きます。

 

対象となる方

 

腰や膝の痛み・関節リウマチ・パーキンソン病などで院が困難な方

 

お問い合わせ
047-306-9307

2021年11月30日3:23 PM

企業ご担当者さまへ

~企業検診(定期健診)ご担当者さま~

 

労働安全衛生基準法にて1年に一度の定期健診が義務づけられており、職場における
検診や健康指導は企業さまの中でも高まってきています。

当院の検診は、
★企業さまに合わせた検診項目をお選びいただけます。
★受診はおひとり様からでも可能
365日(土曜・日曜・祝日も可)、夜21時まで社員さまのご都合のいい日程で受診可能
★新規雇入れ時なども対応可
予約不要
など、自由度の高い実施が可能です。

お見積りは、お電話・訪問などでご対応致します。お気軽にお問い合わせください。

※決定後はご担当者様のお手間を少しでも省けるよう実施方法などをご提案させていただきます

問診 血圧 診断書
身長 体重 腹囲
視力 尿検査 聴力(オージオ可)
胸部レントゲン
(胸部X-P)
心電図
血液検査
(肝機能・コレステロール・血糖値等)
¥4,000 ¥5,500 ¥6,000 ¥8,000 ¥12,000 ¥13,000

*大腸菌、赤痢、サルモネラ菌等の衛生検査 ¥3,000(診断書必要な場合別途¥3,500)
HBs抗体+HCV抗体  ¥3,000
血液型         ¥2,500

 

~各種予防接種~

 

インフルエンザワクチンをはじめ各種予防接種を承っております。
会社単位での団体接種も可能となっております。
お気軽にお問い合わせください。

 

2020年12月11日10:13 AM

睡眠時無呼吸症候群について

◆睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠中に呼吸が止まったり(無呼吸)、喉の空気の流れが弱くなった状態(低呼吸)が1時間に何回も繰り返される状態です。肥満のため首が太い、舌が大きい、顎が小さい、などが原因で気道が塞がれておこります。 また、生活習慣病と密接に関係しており、放置すると生命の危険に及ぶこともあります。

◆症状
いびき、日中の眠気・倦怠感、起床時の頭痛、夜間頻尿、インポテンツなど

◆検査
終夜睡眠ポリグラフという検査機器を使用し、睡眠時の脳波・呼吸状態・血中酸素濃度などトールに測定します。ご自宅で簡単に検査できます。

◆治療
生活習慣の改善を中心に、重症の方にはCPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を行います。CPAPは専用のマスクを通じて気道に空気を送り込み気道を広げておく治療です。睡眠時にのみ使用する機器で。心疾患など合併症の予防効果もあります。

※睡眠時無呼吸症候群はきちんとした治療をすれば眠気やいびきはもちろん、合併症についても改善することがわかっています。お早めにご相談下さい。

2011年12月9日8:00 PM

花粉症治療

花粉症とは、スギ・ヒノキなどの特定の植物の花粉によって起こるアレルギー疾患です。花粉が目や鼻の粘膜に付着することで様々な症状が現れます。日本では、約8割をスギ花粉症が占めています。

※春の代表的な花粉の種類と飛散時期

スギ:2~4月
ヒノキ:3~5月
シラカンバ:4~5月
ハンノキ :1~4月

症状
鼻水、鼻づまり、連続するくしゃみ、目のかゆみ、充血などです。程度には個人差があり、鼻や目など局所症状だけでなく微熱、倦怠感など一般の風邪に近い症状がでることもあります。

花粉症の治療について
薬物療法が中心で、内服薬、点鼻薬、点眼薬など様々な種類があります。最近は、眠くならない薬や一回服用すると24時間効果が持続する薬が開発されていますので、気軽にご相談ください。
また、毎年花粉症症状がでる方は、シーズン前から抗アレルギー薬を内服すること(初期療法)で症状が軽減できます。

※年々花粉症の患者様は増加しており、今まで花粉症といわれた経験のない方でも突然発症することがあります。花粉のアレルギーは、血液検査で簡単に調べられます。お早めにご相談下さい。

7:00 PM

夏場の嘔吐下痢症

夏場に流行する急性胃腸炎には2つの原因があります。 1つは風邪のウイルスが胃腸に入り、胃痛・下痢などの症状を引き起こすウイルス性のもの。 もう一つはいわゆる食中毒と言われる腐敗した食べ物が原因で嘔吐・下痢・高熱などの症状を 起こす感染性のもの。

Q1: 下痢は止めたほうがいいの?
A:むやみに下痢を止めてはいけません。
Q2:食事は取ったほうがいいの?
A:胃腸に炎症が起きている状態なので、食物を摂取しても、消化しきれず、 むかつきや胃もたれ・嘔吐・下痢などの症状が起きてしまいます。胃腸を休める ためにも絶食にして、水分補給のみにしましょう。

5:00 PM

痛風

近年尿酸値が高く、「高尿酸血症」と診断される人が増えています。尿酸値が高くなるのは、血液中に「尿酸」という物質が多くなったためです。痛風は発作を起こすと、激痛に襲われます。足の親指の付け根に痛みと腫れるのが有名です。

◆検診で尿酸値が高いといわれたら・・・◆

集団検診などで、尿酸値7.0mg/dlを超えても、痛風発作を一度も起こさず、腎不全などもない場合には、まず生活習慣を改めましょう。尿酸値を上げるプリン体摂取を控える、減塩、アルコールを控える、運動療法など生活の見直しを行います。

尿酸値が8.0mg/dlで推移すると、痛風発作を起こす危険性が高くなります。痛風は進行すると腎臓に異常が起こりやすいといわれています。尿酸値9.0mg/dl以上の高尿酸血症の場合は、発作が起きていなくても、治療を開始します。

4:00 PM

高脂血症について

高脂血症は、血液中の脂質濃度が正常より高くなっている状態です。血液検査で、脂質(コレステロールや中性脂肪)の値の異常を指摘され、見つけられます。他の病気と異なり、全く症状がないのが特徴です。

高脂血症は放置すると、重大な疾患につながる病気です。増えたコレステロールが原因で、血液の通り道が狭くなり、血液の流れが悪くなります。これを動脈硬化といいます。動脈硬化は心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などの発症につながります。

多くの場合は生活習慣が原因となっています。まず食事療法や運動療法を中心に生活習慣の改善を行います。腹八分目と低カロリー食を心がけ、卵の黄身やレバーなどコレステロールの多いものは控えましょう。食物繊維の多い根菜類や海藻類がおすすめです。

食事と合わせて運動も取り入れましょう。心臓に負担をかけるような激しい運動は避け、ウォーキングや軽いジョギングがおすすめです。

それでもコレステロールや中性脂肪が下がらない場合、薬物療法を行います。内服は一生続けなければいけないというわけではなく、生活習慣を改善し、標準体重ぐらいまで減量すれば、内服薬を減量ないし、なくすことも出来ます。

3:00 PM

過敏性腸症候群について

◆過敏性腸症候群(IBS)とは◆
特に腸の器質的疾患はないのに下痢や便秘、腹部の不快感が続く症状を総称して過敏性腸症候群と呼んでいます。これらの症状は、緊張や不安感を感じたときに 出てくることが多いという特徴があります。例えば、会社や学校に行く前は排便が困難で、満員電車に乗るとおなかが痛くなって下痢をする。会議の最中や授業 の発表など人前に立つとお腹が張ったり、ゲップが出たりする。このような症状が1ヶ月以上続き、週末や休日など特に予定が無いときは普通に排便があるよう な場合IBSを疑います。

◆過敏性腸症候群(IBS)の原因◆
腸管の運動(腸の筋肉の動き)は自律神経でコントロールされています。通常は自律神経の働きにより、腸管の運動は規則的でほぼ決まった時間に排便がありま す。ところが緊張や不安を伴うストレス状態に陥ると自律神経のバランスが崩れ、腸管が過剰に運動したり、弛緩して動かなくなったりすることで、下痢になっ たり便秘をしたりするわけです。また、便秘や下痢が長期に続くことで「何か大きな病気なのでは無いか?」という不安がさらなるストレスとなり症状を悪化さ せることもあります。

◆過敏性腸症候群(IBS)かなと思ったら◆
IBSは腸管の機能疾患(腸の動きが過剰もしくは緩慢)ですので、これ自体命に関わる病気ではありません。まずは日常のストレスを減らしてあげることが大 切です。適度な運動や趣味や余暇に費やす時間を増やし、ストレスの軽減に努めましょう。また、お酒やタバコ、コーヒーや紅茶などのカフェインを含む飲みも のは控えた方が良いでしょう。また一度医師に相談し投薬等で症状緩和を計ることも大切です。当院では必要に応じて採血検査や検便検査、レントゲン検査で腸 の状態を調べることも可能です。また医師、看護師による生活指導等も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。入学や入社、異動などで生活環境が変化す る4月。IBSと上手に付き合い、新しい年度をスタートできるようお手伝いいたします。

2:00 PM

胸痛について

胸痛には大きく分けて2種類の痛みがあります。1つは筋肉の痛みや神経痛。もう1つは心臓や肺などの内臓疾患が原因の痛みです。

一般的に筋肉痛や神経痛の場合は痛みの範囲が狭く、痛む場所を指で差せると言われています。帯状疱疹の場合は胸部に皮疹(発疹)ができ強い痛みを伴います。また内臓疾患による痛みの場合は痛みが広範囲なのが特徴です。

ただし、痛みの感じ方は人によって違いますので、なにが痛みの原因なのか診断するには検査が必要です。

◆胸痛の検査と治療◆
胸痛を治療するには痛みの原因がどこにあるのかを突き止めることが大切です。内臓由来の痛みのなかには心筋梗塞や肺癌など重篤な病気もありますので検査を受けられることをお勧めいたします。

当院では胸のレントゲンや心電図はもちろん、採血検査や必要に応じてエコー検査(超音波検査)や24時間心電図検査で症状を精査致します。検査の結 果、重篤な病気が疑われる場合すみやかに提携病院へ紹介致しますのでご安心下さい。内臓疾患が認められない場合でも痛みを緩和する治療を致します。胸痛で お悩みの方はご相談下さい。

1:00 PM

アトピー性皮膚炎

◆アトピー性皮膚炎とは◆

「増悪・寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー 素因を持つ」と定義されます。つまり、「かゆい皮膚炎が繰り返し出てくる皮膚病で、体質が関係す る病気」です。多くの方(80~90%)は乳児の頃、特に生後 2~6ヶ月の間に皮膚炎が出始め、成長する につれて自然に治っていきますが、ここ数年なかなか治りきらない患者さんが増えています。

◆アトピー性皮膚炎は増加している◆

日本や欧米での調査によると、人口の4人に1人はアトピー体質があり、日本ではここ30年の間 にアトピー性皮膚炎の患者さんが著しく増えています(スウェーデンにつぎ世界第2位)。その原因は、 生活様式が多様化したことによる悪化原因の増加、不適切な治療(民間療法、脱ステロイド療法)など が挙げられます。

◆アトピー性皮膚炎の治療◆

アトピー性皮膚炎は以下の3項目を組み合わせて治療していきます。
① 薬物療法 ②スキンケア ③悪化要因の検索と対策

1.薬物療法
■ステロイド外用薬
アトピー性皮膚炎治療の基本はステロイド外用薬を使うことです。 皮膚の炎症を抑えるにはステロイド治療薬に勝るものはありません。 皮膚炎の部位や炎症の強さに応じ、ステロイドの種類や塗布回数などを調節します。

◎お薬の塗り方や副作用、注意点については、診察や処置の際に詳しくご説明しています。気になる点はお気軽にご相談下さい。

■内服薬
かゆみに合わせて、抗アレルギー薬などを使います。

■プロトピック軟膏
プロトピックは中等度のステロイドと同等の効果があり、長期使用でもステロイドのような副作用が起こらないのが特徴です。 特に、顔と首の皮膚炎に適しています。

参考)  ステロイドはこわい?  -  副作用について  -
1980年代に副作用の少ないステロイド外用薬が多数開発され、アトピー性皮膚炎治療に広く使われてきました。ところが、「副作用が少ないステロイド外用薬」も漫然と長期に使われ続けた結果、皮膚萎縮や赤い顔など、ステロイドの副作用が多くの患者さんで出てしまいました。このような歴史から、「ステロイドはこわい」という考えが全国的に広まったのです。しかし、ステロイド外用薬は決して、「こわい薬」ではありません。正しい使い方をすれば副作用はほとんど起こりません。自己流ではなく専門医の指導のもと、正しく使用しましょう。

2.スキンケア
皮膚を清潔に:皮膚の汚れはアトピー性皮膚炎の悪化原因です。毎日入浴し、「石けんを普通に使用して皮膚炎部分も含めて全身をよく洗う」ことがスキンケアの基本です。
乾燥には保湿剤:・乾燥には保湿剤:乾燥した皮膚では皮膚バリア機能が低下し、外界のいろいろな刺激物の影響で皮膚炎が悪化してしまいます。

3.悪化因子の検索と対策
皮膚から悪化因子として、皮膚の汚れ・薬のかぶれ・衣類の残留洗濯洗剤など、口からの悪化因子としては食物、内服薬などがあげられます。その他、ストレス、生活リズムの乱れなども悪化因子となります。また、血液検査でのアレルギーチェックも参考になります。

◆まずはご相談下さい◆

ステロイドはこわいという考えから、ステロイドを使わない治療や営利を 目的とした民間療法などで漫然と治療を続け、皮膚炎がますます悪化して しまった患者さんが多くいらっしゃいます。また、アトピー性皮膚炎には 魚麟癬やとび、かぶれ、アトピー性白内障や網膜剥離など、様々な合併症もあります。
正しい薬の使い方で早期に皮膚炎を抑えることが大切です。まずは当院にご相談下さい。

12:10 PM